iQシリーズ:映像解析アプリケーション一覧
iQ Series: Video Analysis Applications
iQシリーズは、iOmniscientが提供する高度な映像解析AIアプリケーション群です。侵入検知、行動分析、人数・群衆計数、放置物検知、ナンバープレート認識まで、エッジ対応の柔軟な構成で幅広い監視・分析ニーズに対応します。

iQ-100
あなたの監視システムはどれほど賢いですか。 iQシリーズ:境界保護および侵入者検出
iQ-100は高度に洗練された動画分析技術を用い、指定された領域への侵入を防止すると同時に、ぶらつき、駆け足、正しくない方向への移動といった異常な行動を検出し、施設や利用者の安全を確保します。ソフトウェアは対象物の動きを画面内で連続的に追跡し、仮想的に設定された仕分け線または監視領域が侵害された場合、その事象を記録するとともにアラームを発信します。
iQ-100は進行方向を識別することが可能で、許可された方向に移動する対象物に対してはアラームを発信せず、禁止された方向へ移動する対象物にのみアラームを出すことができます。さらに、ユーザーが設定した特定の対象物のみに反応し、それ以外を無視する機能を備えており、多様な監視環境に柔軟に対応します。
また、iOmniscient独自の誤報防止機能(NAMS)を活用することで、従来のビデオモーション検知で問題となっていた不要なアラームを大幅に削減し、高い検知精度を維持したまま実用的な監視運用を実現します。
特徴
- 限定された領域で侵入者を検出し、重要な資産を保護します。
- 不審に徘徊する人物を検知し、事故や犯罪の未然防止に貢献します。
- 誤った方向へ進行する人や対象物を検出し、安全性を向上させます。
- 危険行動や異常行動として、突然走り出す人物を検知します。
- 通過するバスを無視し、バスレーンを走行する車両のみを検出します。
iQ-112
あなたの監視システムはどれほど賢いですか。 iQシリーズ:正確な計数
iQ-112はiOmniscientのiQシリーズ検知アプリケーションの一部であり、高精度な人数計数および最後尾検知を行うソフトウェアです。計数精度は99%以上を実現しています。
本アプリケーションは主にエッジコンピュータ上で動作し、通常の映像情報に加えて、対象の深さ情報を取得できる特殊なカメラを使用します。この深さ情報により、実際の人物と影、走行中の市電、反射光などを正確に区別することが可能になります。 映像による人物の2次元データに「深さ」という3次元情報を加えることで、システムは移動する人物をより正確に認識・追跡します。さらに、移動方向や速度といったデータを把握し、その他のノイズを効率的に無視することで、正確な計数と詳細な情報をユーザーに提供します。
iQ-112は人数計数と最後尾検出を組み合わせることで、信頼性の高い計数を行うとともに、統計グラフ、詳細なレポート、および包括的なデータを提供します。
アプリケーション
- 統計分析およびマーケティングに活用できる正確な人数計数
- 不法な後尾侵入を検知し、安全性を向上 (※後尾侵入とは、セキュリティカードを所持した人物の後に続いてゲートを通過する行為などを指します)
- 建物の収容人数が制限に達した際にアラームを発信し、規制遵守を支援
- 建物の閉館時間に、すべての人が退去したかを判断
- 店舗内で最も混雑するエリアを検出し、空間価値の評価を支援
- 人流を把握し、販売活動の効果を可視化
- 高度なセキュリティが求められる領域で、入退場管理システムと連携
iQ-115
あなたの監視システムはどれほど賢いですか。 iQシリーズ:行動分析


iQ-115は、一定の領域内で発生する複雑な行動や事象を検出することができる行動分析ソフトウェアです。
人の転倒
人が転倒して地面に倒れた場合、iQ-115は直ちに安全管理者へアラームを発信します。安全管理者は迅速に医療担当へ連絡し、適切な対応を取ることが可能です。また、スタッフはボタン操作ひとつで事故発生時の映像を確認し、状況を見直すことができます。
iQ-115は、人が集まった環境においても状況把握に適しています。
走る
iQ-115は、人が突然走り出す行動を検出します。走行行動は、掏摸(すり)などの事件につながる可能性があるため、早期検知が重要です。
ぶらつき
公衆の場で多くの人が往来する中、特定の人物が長時間ぶらつき始めると、iQ-115はその行動を検出します。これは、店舗において顧客が特定の商品に注目している状況などを示す場合があります。こうした行動を分析することで、商品配置や売場設計の改善に役立てることができます。
集まり
iQ-115は、複数の人物が集まった状態を検出します。例えば、収容施設などにおいて収容者がグループを形成することは、何らかの行動を起こす前兆である可能性があり、事前対応に役立ちます。
iQ-120/125
あなたの監視システムはどれほど賢いですか。 iQシリーズ:群衆の管理


iQ-120およびiQ-125は、指定された領域内の群衆を監視し、混雑が過度になった場合にスタッフへ警報を発信するソフトウェアです。
単一または複数の領域において、現在の人数や統計的な人密度を計測し、あらかじめ設定された人数や密度の閾値に達した際にはアラームを出します。
同様に、本ソフトウェアは車両の計数にも対応しており、交通量が設定された上限を超えた場合に警報を発信することが可能です。
iQ-120およびiQ-125は包括的なレポート機能を備えており、取得したデータを選択してPDFまたはExcel形式で出力し、さらなる分析を行うことができます。
複数台のカメラから取得したデータは合算可能で、複数領域の合計値を把握することができます。
※例えば大規模な展示会では、複数のカメラデータを統合することで、全入場者数を推定することが可能です。
iQ-125は、スタジアムの観衆のように多数かつ比較的静止した群衆の計数にも対応しています。
アプリケーション
- 多人数が混雑する高負荷エリアの監視
- 顧客サービス向上および安全確保のための、人の移動行動の解析
- 操作および手順を分析し、運用効率を評価
- 建物占有規制の順守支援
- 混雑した公共空間における安全性向上
- 資源の管理および最適な分配
※データ集計用サーバが必要
iQ-140/180
あなたの監視システムはどれほど賢いですか。 iQシリーズ:群衆の中の放置物検知


iQ-140 および iQ-180* に搭載されている NMD(Non-Motion Detection)技術
(特許取得済み、ならびに複数の国際賞を受賞)は、群衆の中に置き去りにされた物体を高精度に検知します。
空港、鉄道駅、公共広場など、放置物の前を人が絶えず行き交い、一時的に物体が見えなくなる環境においても、確実な検知が可能です。
このような条件下で放置された鞄を検出できるシステムは、世界中を見渡しても他に存在しません。
超高感度の iQ-180 は、人間の目では判別できないほど小さく、コントラストの低い物体であっても検知可能です。
iQ-140 および iQ-180* は、画面内の複数対象を同時に検知することができます。
検知までの時間は、秒・分・時間単位で自由に設定でき、混雑した場所から非混雑環境まで幅広く対応します。
アプリケーション
- 混雑した環境下でも静止物体を検知
- 空港や鉄道駅で放置された荷物を検知
- 混雑した道路やトンネル内での事故・車両故障を検知
- 踏切内で停止した車両を検知
- 違法駐車を検知
- 空港やスーパーマーケットでのカート検知・回収を支援
- 公共空間における落書きや暴力行為を検知
iQ-LPD/LPR
あなたの監視システムはどれほど賢いですか。 iQシリーズ:ナンバープレートの検知と認識
iOmniscient は、高精度なナンバープレート検知および認識機能を提供します。ナンバープレート検知システム(LPD)は、車両のナンバープレートを検知・記録し、ナンバープレート認識システム(LPR)は LPD と同期して、ナンバープレートの文字を自動的に読み取ります。
ナンバープレートの色も認識するため、世界中ほとんどの国のナンバープレートに対応可能です。読み取った情報はデータベースと照合され、必要に応じて 自動的にアクションを実行します(例:ゲート開放のための制御リレーへの信号送出)。
iQ-LPR は他のシステムと何が違うのか?

- 接近してくる車両を自動検知し、外部トリガーは不要
- iQ-運転者識別などの複数検知・認識技術と組み合わせ可能
- iQ-ホークと連携し、完全な自動監視システムを構築可能
- 最高時速180km/hまでの車両を検知・認識
- 反射型・非反射型ナンバープレートの両方に対応
- 多言語ナンバープレートの読み取りが可能
- iQシリーズのすべての機能と統合可能
アプリケーション
道路交通
- 高速走行中の車両のナンバープレート詳細読み取り
- 赤信号無視車両のナンバープレート読み取り
- 盗難車のナンバープレートをデータベースと照合
駐車場管理
- 入退場車両のナンバープレートをデータベースと照合
- 大規模駐車場における特定車両の位置把握などの管理
ビル管理
- 車両の自動入場許可
- ブラックリスト登録車両を検知しアラームを発報
法的規制・取締
- 違法駐車や速度超過などの車両を検知
iQ-ホーク
あなたの監視システムはどれほど賢いですか。 iQシリーズ:検知と認識を総合

自動監視システム
iQ-ホーク は、複数の対象物や人物を同時に検知・認識できる、世界初の商用システムです。
従来の PTZ カメラの弱点を克服
これまで監視用途で使われてきた従来型の PTZ(パン・チルト・ズーム)カメラは、検知用の広角ホームポジションと、人物やナンバープレートを認識するためのズーム機能を備えていました。
しかし、自動化機能が存在していても、ズームインの操作は手動に依存するケースが多く、対象を認識するためにズームしている間は、狭くなった視野の外で起きている事象を検知できません。
この弱点により、囮(おとり)を使ってカメラの注意を引きつけ、その間に侵入者が検知されずに侵入するといったリスクが生じていました。
iQ-ホークによる解決策
iQ-ホーク は、高解像度カメラで 常に全体を監視しつつ、デジタルズームを用いて別画面枠で細部を確認することで、この問題を解決しました。
不審な事象が発生すると、その場所へ即座にジャンプし、高解像度で監視しながら、必要に応じて画像を拡大表示することができます。
検知と認識を統合
iQ-ホークは、顔認識やナンバープレート認識などの他の認識エンジンと連携し、検知と認識を同時に実行することが可能です。
この 特許出願中のシステムでは、ナンバープレートを認識すると同時にズームを行い、運転者の顔を自動的に認識します。
インターフェース
iQ-ホークは、iQシリーズのあらゆる検知タイプの機能と接続可能です。高精細メガピクセルカメラ向けに最適化された設計となっています。
利点
- どのような状況でも、全体像を見逃さない
- 1台のカメラで 複数の事象を同時に捕捉
- 従来のPTZカメラのように 囮に惑わされない
- 記録容量と通信帯域を大幅に削減
- 状況に応じて 最適な解像度を選択可能
- 緊急時には 自動ズームインで対応効率を向上
- 認識に必要な部分を 高精細で取得可能
- ナンバープレートと顔を自動で捕捉・認識
- ノイズ抑制(NAMAS)機能を搭載
